今年度から、長男がGIGAスクールの一環で”Microsoft Surface Go”を学校から貸し出され、家で使ってもWi-Fiにつないで使って良いそうです。
学校からのプリントによると「フィルタはネットワーク環境に依存します」と。自宅で利用する場合のコンテンツフィルターは自宅で用意しろってことですね。
コンテンツフィルターとは、アダルトサイトなど有害なサイトのアクセスをブロックしたり、許可したサイトだけしか見れなくしたり、アクセスサイトを制限すること。子供たちにインターネットアクセスを許可するなら、コンテンツフィルタは必須と考えています。
世の中には「できることは制限しない」というポリシーの親御さんもいてびっくりしましたが、我が家では未成年の間は親が有害コンテンツから守る必要があると考えています。
エロへのアクセスは大人(大学生?)になるまで妨害してやろうと思います。すり抜けられたらしょうがないです。完全にブロックすると、偏った大人になりそうだし。
ただ、インターネットのエロは需要に合わせて、無修正あり、過激だったり、偏った性癖だったり。コレに無制限でアクセスできるようにするのは、さすがにまずいでしょう。。
ここまでは前置きで、
自宅にコンテンツフィルターを導入する方法
今まで、iPad、iPhoneはスクリーンタイム、Windows PCは Microsoft Family Safetyを利用して、コンテンツフィルターしてきました。
あと、
学校支給のデバイスには、学校のアカウントでログインしているので、Microsoft Family Safet を、家庭で設定できません。
専用のソフトをインストールすることもできないので、宅内ネットワーク全体にコンテンツフィルターする必要があります。
まず、探したのはISPのサービス。
我が家のインターネット接続インフラはSo-net光。So-netでは S-SAFE という総合セキュリティサービスを提供していました。
しかしながら、S-SAFEはソフトやアプリをインストールする必要があるので、今回は使えません。
次は、フィルタリング機能を搭載した専用の機械。
ルーターと一体のタイプもあるようなので、我が家のルーターにその機能がないか調べました。
我が家のルーター(正確に言うと、Wi-Fiルーター)は、NighthawkのRXA80
この製品は、Circle というペアレンタルコントロールが使えるようです。これを使えばコンテンツフィルターができそう。
早速セットアップ。と思ったらルーターモードで使用している場合しか有効にできませんでした。我が家ではSo-net光のルーターがあるので、Wi-FiルーターをAPモードで使っていました。
APモードをやめてルーターモードで使うためには、So-net光用ルーターとのつなぎ方を変えます。今まではネットワークにつながるすべての機器がSo-net光用ルーターにぶらさがっていましたが、RXA80を介してSo-net光用ルーターにつながるようになります。無駄に思えますが、RXA80のコンテンツフィルターを使うには、すべてのトラフィックはRXA80を通る必要があるのでしかたありません。
あとは、スマホにCircleを入れて、フィルターの設定をするだけ。
IPv6接続ができてなくて、あせった。
我が家の共用パソコンは、セーフサーチを常にONにする(OFFできなくする)ために、host を書き換えてwww.google.comにアクセスしようとしても、forcesafesearch.google.comにアクセスするようにしていました。
↓やり方はこちら。
今回ネットワーク構成を変更する前はIPv6で接続できていたので、forcesafesearch.google.comのIPアドレスをIPv6で設定してました。てゆーか、手順に従ってたらIPv6で設定されてました。
でも、変更後にIPv6接続ができなくなっていたので、www.google.comにアクセスできなくなってました。
一瞬あせりましたが、IPv6でインターネットにアクセスするには、RXA80のIPv6設定を「パススルー」にすればOKと分かったので、設定変更。
IPv6でインターネットにアクセスできているかどうかは、So-netのトップページにアクセスすると、右上にIPv6/IPv4どちらでアクセスしているか表示されているので、そこで確認。無事IPv6で接続でき、Googleで検索もできるようになりました。